インスタントWEB公開|レコードの確定
2013.04.10
カテゴリ:インスタントWEB公開
インスタントWEB公開|レコードの確定
インスタントWEB公開を使えば、ファイルメーカーで作ったデータベースをWEBブラウザから閲覧・入力できます。ファイルメーカーで作ったレイアウトがWEBブラウザに表示されるので、HTMLやCSSなどの知識が不要であり、ファイルメーカーユーザーにとっては、嬉しい機能の一つです。
ただし、ここで注意しておきたいのが、WEBブラウザに表示される仕組みについてです。
インスタントWEB公開の仕組み
WEBブラウザにはファイルメーカーProに似た画面が表示されるのですが、これはファイルメーカーProで表示している訳ではありません。あくまでWEBブラウザの表示機能を使ってデータベースの画面を表示しています。そこ結果、実際のファイルメーカーとは幾つか動作の違いが生じます。
主な動作の違いは下記の通りです。
- 幾つかの機能制限があります(例:ウインド制御、条件付き書式設定など)
- データ保存のタイミング(IWPではレコードの確定が必要)
- データの処理スピード(集計処理やLoopスプリクトは注意が必要です)
- リスト表示のレコード数制限(IWPでは25レコード)
実際には、WEBブラウザとファイルメーカーProがデータのやり取りをしてデータベース画面を表示しているのですが、WEBブラウザを経由すると常時接続ではないので注意が必要です。また、LAN側/WAN側のネットワークを経由する関係上、データの通信速度なども制約になる場合があります。